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■ 今週の熱馬 ~重賞の編~ 日本ダービー(G1)超特大号■
○日本ダービー(G1) 5月31日(日)東京11R
・サリオス
前走:皐月賞(G1)2着
皐月賞(G1)2着でダービーに挑戦します。
皐月賞は最後に交わされての2着でした…。
ただ、皐月賞は中山最終週の開催で
最後の直線で内を走った分
伸びにかける走りだったかなという気がしました。
ただ、負けたとは言っても
相手はコントレイルですし着差は0.1秒差、
上がり3Fも全頭中2位の早さでした。
今回は距離延長になりますが
それがこの馬にとっては
プラスになるのではないかなと思っています。
走りを見てても長く良い脚が使える馬ですし
前走も最後はバテたという走りではありませんでしたからね。
ハーツクライ産駒ですし
血統の面で見ても距離延長&東京は適性が高いはずです。
絶対王者を倒す可能性が一番高いのはこの馬だと
私は思います。
・コントレイル
前走:皐月賞(G1)1着
前走は皐月賞(G1)1着で
4戦無敗のまま日本ダービー(G1)に向かいます。
4戦無敗ですし上がり3Fも全レース最速と
今のところ付け入る隙はほとんどなさそうですね。
ホープフルS(G1)と皐月賞(G1)って
中山芝2000mで全く同じコースなのですが
ホープフルS(G1)…2:01.4(良)
皐月賞(G1)…2:00.7(稍重)
と皐月賞は稍重なのにタイムを0.7秒縮めており
皐月賞(G1)までにかなり成長しているのがわかります。
実力もさることながら成長力もすさまじい馬です。
二冠制覇も堅いかなという気がします。
・ダーリントンホール
前走:皐月賞(G1)6着
この馬は前走皐月賞(G1)で6着でした。
6着という結果でしたがレース直後に出遅れたり
4コーナーで大幅に距離ロスしたりした中での結果でした。
この時は馬体重も-10kgで
本調子ではなかったのかなという気がします。
この馬ゴドルフィンの所有馬で
なおかつ世代NO.1と言われている馬なんです。
共同通信杯(G3)では
ビターエンダー、フィリオアレグロ等の
ダービーのステップレースで結果を出した馬たちに勝っています。
実力は言うまでもないでしょう。
この馬も距離適性は展開が合えば
もしかして…があってもおかしくない馬です。
・ディープボンド
前走:京都新聞杯(G2)1着
過去10年の統計上
皐月賞の(G1)の次に好走確率が高い
京都新聞杯(G2)を制している馬です。
皐月賞(G1)の後に京都新聞杯(G2)を走るというのは
中々過密で異例のローテですが
それでも結果を出したのですから
叩き良化型のタイプでしょう。
今回も中2週で過密のローテですが
状態が上がっているとすれば
良い意味で相当怖い存在。
・マンオブスピリット
前走:京都新聞杯(G2)2着
昨年ダービーを制したロジャーバローズと同じ
京都新聞杯(G2)2着からのダービー挑戦となります。
昨年の縁も気になりますが
京都新聞杯(G2)の京都芝2200mで
上がり3Fは断トツの早さでした。
このことから今回の距離適性は高いでしょう。
昨年の再来なるか?
・ビターエンダー
前走:プリンシパルS(L)1着
この馬は皐月賞(G1)14着の後に
プリンシパルS(L)で1着となりました。
ステップレースで勝ったからというより
皐月賞(G1)からプリンシパルS(L)の間に
かなり成長を感じた馬でした。
さらにプリンシパルS(L):東京芝2000mでは
かなりイキイキと走っていましたし
東京の適性が高い馬でしょう。
プリンシパルS(L)からきてダービーを好走する馬って
ほとんどいないのですが
この馬はそんな下馬評も覆せるポテンシャルを感じます。
この馬も楽しみな一頭です。